抱えない介護の自主勉強会を開催しました

管理者自らリフトでつるされてみるリフティング最中平成27年3月17日(火)桃寿園デイルームにて、リフトの使用を含む、「抱えない介護」の自主勉強会を介護部会の主催で実施しました。

抱えない介護は、ご利用者様の安全と介護職員の健康のためになくてはならないものと理解することがとても大切なことなので、まずは「体験してください」とおすすめしました。リフトによる移乗は、職員にとっても「気持ちいい」というのが、概ねの感想で、慣れると時間的なものはあまり感じないとこがわかってきました。

全ての介助に有効ではありませんので、介護量の軽減によって腰痛予防ができるという理解や安全な移乗・移動により、職員からのコミュニケーションによる自立支援のアプローチができる機会が多くなると期待しています。 (園長池内)

 

2月27日(金)に、兵庫県総合リハビリテーションセンターにある福祉のまちづくり研究所が主催しました「福祉用具・介護ロボットの導入におけるリスクマネジメントセミナー」に参加し、「移乗システムROBOHELPER SASUKE」(マッスル株式会社)に試乗してきました。リフトによる揺れがない、ロボットなので介助動作をセンサーで感知して速度まで変化します。介護する側がなれれば、安全に配慮して、「いい動き」を学んでくれるのです。リスクという点では、「お姫様抱っこ」には、誰しも経験がある(そんなことはありませんか)もしくは、その動作を「知っている」ので安心な動作という心理的な安心感がありました。リフトができる利点とSASUKEができる利点それぞれあり、使い分けができるといいなと思っています。施設ならそれが可能です。今後も福祉用具や介護ロボットへの期待は高まります。(園長池内)

サスケに試乗サスケ1