車いす操作と介護技術講座を実施いたしました。
初めて車いすを介助される方や、ベテランボランティアさんなどの参加で大いに盛り上がりました。車いす操作では、各部署の名称からその機能、介助時のお声のかけ方など細かな点に注意しました。実際に車イスに乗って人に押してもらった方が、「そんなに速度は出ていないと思うけど怖いような気になりました。」と初めての車いす乗車での感想を述べておられました。
スライディングボードとは、車いすからベッドやポータブルトイレなど、簡単に抵抗が少なく安全に移乗動作ができる移乗補助用具です。慣れると、一人でも使用することができます。
最後にリフトのデモ体験を実施いたしました。在宅、施設にかかわりなく、介護者の負担軽減とご利用者様の安全確保のためにその使用が、奨励されるようになりました。「抱えない介護」の実践が、介護者を守り、ご利用者様も介護者の皆様も、ともに元気で腰痛を予防する継続可能な介護をいたしましょうというのがリフト導入のもっとも重要なポイントです。実際にリフト体験をされた方は、「怖くない」「釣り下がっている状態が大変心地よい」という方が多かったようです。はじめは怖いと思っていた方も、体験すると「意外と怖くないし、股関節が痛いような気がしましたが、どこにも負担が偏るような感じがしない」とのことでした。まずは、ご体験ください。
研修参加された皆様、お疲れ様でした。(園長池内)