こんにちは、今年もあと残すところわずかとなりました。思い残すことはないでしょうか・・・。皆様にとって、健やかなる新年をお迎えになられますよう心よりお祈り申し上げますでは、今年最後となるブログです。ご覧下さい

　この冬は暖冬なのでしょうか。冬自宅も遅かったし、凍えるような思いはまだしていないような・・・。最近、たまたま手に取った絵本を紹介します。

「わたしの　おばあちゃんは、おりょうりも　おかしづくりも　おそうじもなんでも　じょうずにできる　やさしいおばあちゃんだった。でも、おばあちゃんはすこしずつ……わすれんぼになっていったの。」

こんな書き出しで始まる絵本「わたしをわすれないで」は、孫視点で、だんだん色々なことを忘れて出来なくなっていく祖母の姿を描き、家族が寄り添う、つながりは途絶えないことを教えてくれるものでした。ケアマネジャーとして改めて、大切な視点を思い出すきっかけとなりました。当たり前ですが、私たちの出会う方々はそれまでの人生をその人らしく生きてきた人たち、その方たちの終盤に立ち会わせてもらっていること、そのことを忘れずに仕事に向かいたいと思います。

令和と新しい年号を迎え、移動してきた仲間は心機一転で頑張りたい、思いがあります。仕事ばかりで休みの日も担当の方はどうしているかなと考えているもの、新年号と共に人生の節目を迎えた仲間は「この新鮮な気持ちを忘れずに。」と励んでいます。

桃寿園居宅介護支援事業所　篠﨑　真理子