平成２７年７月２１日（火）、（株）ケア・ビューティフル・山本陽子先生を講師にお招きし、各施設長が推薦した現場リーダー級職員１８名を対象に「接遇リーダー養成研修」をいみいきいきプラザ人材養成研修室にて開催しました。
今回の研修は「ものの考え方、捉え方が変われば行動が変わる」とする認知行動療法的アプローチから、「何故援助の場に接遇が必要なのか？」という点に焦点をあて、受講生が学び、自ら気づく内容の講義とグループワークを実施して頂きました。

また、今回の受講生が今後、所属施設で接遇改善リーダーを務めるため、人材育成の基本や接遇改善のプランニングプロセスについても具体的に学びました。研修の最後には、自分の職場の接遇目標について受講生一人ひとりが発表しました。

今後の取り組みとしては、秋までに各施設別に全職員を対象に「接遇研修」を行い、１２月に中間報告、３月には今回の受講生がもう一度集まり、日々の実践を振り返り、実践体験を共有する「接遇リーダー養成研修Ⅱ」を実施します。

法人全体の接遇を向上し、サービスの質の向上へ結びつけるためには、職員一人ひとりが意識を変え、行動を変え、それを継続して定着させなければなりません。今回の研修を、職員全体の行動変容へ向けたキックオフととらえ、少しずつ確実に接遇の向上に取り組んでまいります。

利用者様、ご家族様、関係者様から頂くお褒めの言葉も叱責の言葉も私共には励みになります。忌憚なく職員にお声掛け頂けますようお願いいたします。

（担当　総務課　申）

「接遇リーダー養成研修」

日時：平成２７年７月２１日（火）９：３０～１６：３０

講師：（株）ケア・ビューティフル　山本陽子先生

• 対人援助職として接遇を学ぶ目的
• 教育研修の必要性
• 接遇の三大原則
• 接遇スキルとしての傾聴
• バイスティックの7原則
• 求められるリーダー像
• 接遇改善のプランニングプロセス
• 実践：社内研修講師