伊丹市社会福祉事業団は昭和63年2月に伊丹市が設立した社会福祉法人です。社会福祉法人とは、その名が示すように「社会福祉」に関する事業を行うことを目的としており、社会福祉法に基づいて運営されています。また公益性の高い非営利の法人であり、社会福祉活動の担い手として様々な事業を展開しています。
当事業団では特別養護老人ホームはじめ、居宅介護支援、訪問介護などの介護保険サービスや、障害者の就労支援などの障害福祉サービス等のほか、養護老人ホームの運営を行っています。こうした事業を福祉のセーフティネットとして安心してご利用いただけるよう安定した事業経営を行っていかなければなりません。
近年の物価高騰は社会福祉法人においてもその経営に深刻な影響が生じています。福祉施設・事業所の収入は、人々の生活を支える福祉サービスを提供することで支払われる公的価格で定められているため、安易な支出削減はサービスの量や質の低下につながります。引き続き職員一同創意工夫を凝らし、盤石な経営基盤のもとそれぞれの福祉サービスを継続し、地域における公益的な取り組みなど、社会福祉法人に求められる役割を果たしてまいります。
理事長 増田 平
「豊かな明日へ あなたとともに歩みます」
私たちは地域の豊かな未来を表す「豊かな明日へ」向かって、高齢者やしょうがいのある人、こどもなど、すべての地域の人々、そして私たちを表す「あなた」と、すべての人が安心して生活を継続できる社会の実現を目指して、「ともに歩みます」。
私たちは、4つの目標と8つの指針を掲げ理念の実現に取り組みます。
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(1)個人の人権・尊厳を守り、すべての人にやさしさを提供します。
(2)心のよりどころとなる、心のかよいあうサービスを提供します。
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(3)先駆的な事業を行い、地域の福祉を育てます。
(4)共生のコミュニティづくりを目指し、地域の福祉力を育てます。
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(5)福祉のネットワークの構築と地域福祉サービスの質の向上を目指します。
(6)地域福祉の総合支援を目指し、サービスの質の向上を目指します。
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(7)私たち一人ひとりが自覚と責任を持ち、主体性と創造性を活かしたスピーディで効率的な経営を目指します。
(8)安定した財政基盤の確立を目指します。
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